胎内記憶

最近、育児書とか何とかをいろいろと読んでいる。そんな中で物凄く興味をひかれるのが胎内記憶につての本だ。
赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいるときの記憶があるとのこと。この事は以前も何かで読んでいて知っていた。今回は池川明氏の書いた本を3冊ばかり読んだ。1冊は今のお産に対して医療介入が多すぎることによる弊害(難産)や自然分娩や本来の人間のもつ力を引き出す大切さなどだ。僕は基本的に薬を飲むことに抵抗を感じる人間なんでなかなか共感のもてる内容だった。
しかし、それ以上に興味を持ったのが胎内記憶についてであった。それによるとお母さんの気持ちが沈んでいたりすると胎内にいるときの赤ちゃんのイメージは暗くて寒い、早く出たいなんて感じているようだ。しかしお母さんが気持ちをゆったり持って穏やかに過ごすと胎内の印象は暖かいや明るい、気持ちがよいってことになるようだ。
また、お母さんはもちろんお父さんの言葉もよく覚えているようで妊娠中にお父さんがよくお腹にむかって話しかけると生まれてからの父子の関係は良子になるようである。まあ、そんな事を読む前から僕はお腹に話しかけまくってますがね、まだ胎動も始まっていないっていうのに。。。(笑)
それと胎内記憶よりも更にその前の記憶を持っている子供が実に多いことに驚く。それによると赤ちゃんはお父さん、お母さんを選んでやってくるのだそうだ。雲の上から見ていて優しそうなママだから来たんだよ!とか、雲の上で3人の男の子が仲間になって順番に同じお母さんのところに行こうと話して実際にその通り3兄弟になったりすることがあるんだそうだ。
また上の子がいる場合はお母さんが妊娠に気付く前にお腹に赤ちゃんが居るねと教えてくれる子供もいるそうだ。
その他にもいろんな例が書いてあってどれも非常に興味がわくものである。もちろん全てが真実とは思いませんが、でも全部が作り話ではないでしょう。むしろ真実の方が多いと僕は感じました。
お産についての勉強をするのに普通の本も大事なんだろうけど、僕ら夫婦にはこちらの本の方が感銘を受けました。たんに不思議な話って意味ではなく赤ちゃんは僕らを選んで来てくれた。で、胎内での気持ちは僕ら夫婦が心から赤ちゃんを思いやり穏やかに過ごすことで赤ちゃんの発育や生まれてからの成長にも良いことになるんだとすれば、それを実践すればいいんです。またそれが安産にも繋がるとなれば尚更です。
ちなみに池川明氏は今でも産婦人科を開業している医師です。氏の病院ではそれの事を加味してお産にもいろいろな取り組みをしています。うちからも通える場所なんでできれば行きたかったのですが10月の出産は現在、受け付けていないそうです。残念。。。
まあ、ながながと書きましたがもし興味がお有りの方はぜひ読んで見てください。「おなかの中から始める子育て」「おぼえているよ。ママのおなかにいたときのこと」「ママのおなかをえらんできたよ。」いずれも池川明氏の本です。